マラソン完走・自己ベスト更新への道

マラソンに必要なことは運動神経ではありません!練習や万全の準備さえしっかりしていれば誰でもある程度のタイムは出せます!

ハーフマラソンの制限時間

ハーフマラソンの制限時間について

ウルトラマラソンやフルマラソン同様、ハーフマラソンにも大会ごとに制限時間は設定されます。
大会によっては、制限時間が2時間の場合があり、フルマラソン等と比較すれば少々厳しめの印象があります。
初心者にとっていきなり2時間切りのタイムでゴールするのはなかなかハードルが高いものです。
また、制限時間が設定されているのはゴールだけではなく、各所に関門が設けられている点に関してはフルマラソン等と同様です。
ちなみにハーフマラソンでは制限時間を超えてしまいリタイアした時に、収容バスで回収されない場合があります。
それはハーフマラソンの場合は周回のコースの場合があり、そういった場合はスタート地点からそれほど離れるわけではないため歩いて戻れるからです。

マラソン風景
マラソン風景

平均的な制限時間

制限時間は短い大会で2時間、長めの大会でも3時間くらいが主になります。
ただハーフマラソンは「ベジタブルマラソン」や「スイーツマラソン」などイベント要素が強い大会も多く、そういった場合はもっと制限時間が長く設定されていたりします。
基本的には制限時間が短めで、距離が短いためにフルマラソンなどに比べてハイペースの展開になるため、フルマラソン完走経験者といえども気軽な気持ちでいると危険です。
余裕をぶっこいてあまり練習せずに出場すると痛い目に会います。

自信がなければ制限時間が長めの大会を

制限時間が2時間の大会になると、5kmほどでも歩いてしまうと完走が厳しくなります。
とにかく完走を目指したいというランナーは、まずは制限時間が3時間以上の大会に出ることをおすすめします。
ハーフマラソンは日本全国で多くの大会があり、季節的にもフルマラソンと異なり年中やっています。
制限時間の長い大会を探すこと自体はさほど難しくないはずです。

ハーフマラソンのサブ~

各マラソンでサブ~といった表現で速さの目安を示したり目標を立てたりしますが、ハーフマラソンの場合はサブ1.5、サブ2がよく使われる表現になります。
サブ1はないの?と思われますが、ハーフマラソンの男子の世界記録が58分台であり、1時間以内で完走するということは世界記録に迫ることになります。
よって一般のランナーの中ではサブ1という表現を使われることはないでしょう。
また、前述したようにハーフマラソンは制限時間が2時間で設定されていることがままあります。なので、サブ2.5という制限時間を越えかねない表現を使われることもあまりありません。
マラソン初心者としてはまず、サブ2の2時間以内のゴールか1時間50分以内のゴールを目指すことをおすすめします。

ハーフマラソンはイベント要素が強い大会が多い

制限時間とは関係ない話題ですが、フルマラソンと比較し、前述したようにハーフマラソンではイベント要素が強い大会が多いです。
「ベジタブルマラソン」や「スイーツマラソン」に加えて、例えば仮装することがメインの大会や、森や観光地など普段行かない場所を走るものもあります。
一人で参加するよりは友人や家族などと複数人で参加したいものが多いですね。
フルマラソンは距離が長く敷居が高いように感じられる人にとっては、取っ付きやすい大会と言えるでしょう。