マラソン完走・自己ベスト更新への道

マラソンに必要なことは運動神経ではありません!練習や万全の準備さえしっかりしていれば誰でもある程度のタイムは出せます!

追い抜きはほどほどに

大会当日のアドレナリンに注意

マラソン大会の当日は、初心者の方が特にそうですがアドレナリンが出てオーバーペースにならないように注意してください。
特にありがちなのが、スタート直後の追い抜きです。スタートした後はしばらくランナーの密集地帯を走り続けることになります。まだ体力が有り余っている時に自分よりペースが遅いランナーがいた場合、横に動いて抜きたくなりますが、そこは極力気持ちを抑えましょう。サブ3を達成するような速いペースで走るランナーは別として、スタート位置が中盤以降のランナーは、密集地帯で何人抜いてもきりがありません。
そして無駄な体力を使うと後半に必ず響いてきます。密集地帯はレース中盤になれば必ずバラけてきます。追い抜きをするよりも、レース前に立てた自分のプランを守ることを優先して走りましょう。

周囲のペースは気にしても仕方がない

マラソンはスタート直後は密集地帯で周囲に多くの人がいる中で走ることになります。一人一人走るペースが異なるため、いきなり速いペースで走るランナーもたくさんいるでしょう。しかし、そこは気にしても仕方がないのです。長丁場のレースの中で目先の順位を気にしても意味がないので、スタート前に立てたプラン通りに走れているかだけ意識しましょう。サブ3を目指すようなランナーであれば順位を意識するものですが、それ以外のランナーは順位は後から付いてくるものと思い、周囲のランナーのことは極力気にしないようにしましょう。

最短コースでゴールを目指す

マラソンを走る時はただ漫然とコースを走るのではなく、コース取りも多少は意識しましょう。大きなカーブで外側を走るなど、非効率な走りをしてはもったいないです。レース序盤は人が密集しているために自由なコース取りができないかもしれませんが、人がバラけてきてからでもコースを意識して走ると良いです。
ただし、追い抜き同様にわざわざ横に動いたりなど、体力を使ってまでコースを取りに行く必要はないです。スタートからゴールまで総合的に見て、最も効率が良いと思う走りを心がけましょう。