マラソン完走・自己ベスト更新への道

マラソンに必要なことは運動神経ではありません!練習や万全の準備さえしっかりしていれば誰でもある程度のタイムは出せます!

骨を丈夫に


疲労骨折に注意

マラソンの怪我と言えば、膝周りの関節の痛み(ランナーズニー)やアキレス腱、足裏の痛みなどがよく取り上げられますが、他にも疲労骨折が起こり得ます。
疲労骨折は、運動をする中で同じ箇所に何度も力が加わり続けることで発生しますが、骨を形成する栄養素の不足も原因になります。
骨を形成する栄養素の代表はカルシウムです。これは広く知られていることでしょう。骨を丈夫にするためには、カルシウムを支えるたんぱく質を増やすことが重要ですが、そのたんぱく質はコラーゲンを摂ることで効率的に増やすことができます。
コラーゲンを多く含む食品としては、すっぽんやフカヒレが有名ですが、その他にも鶏の皮、手羽先、豚バラ肉、豚骨ラーメンのスープ、カレイ、エイヒレなど、様々な食品に含まれています。骨の丈夫さに不安を抱えている人は、カルシウムだけではなく、これらの食品を食べて骨を丈夫にしましょう。

マラソンは骨粗鬆症の予防になる

骨粗鬆症という言葉を聞いたことはあるでしょうか?簡単に言えば、骨密度が低下することで転んだりなどちょっとした原因で骨折しやすくなる病気のことを言います。年配の方で、しかも女性に多い病気であり、寝たきりなどの原因にもなりえます。
実はマラソン(ランニング)は、骨粗鬆症の予防になるのです。まずはカルシウムを摂ることが最低限必要になるのですが、そこからさらに運動で骨の周りの筋肉を収縮させることで、骨への沈着率を向上させることができるのです。
ただし、マラソンに限らずどんなスポーツでも同様ですが、カルシウムの摂取が不足した状態で走り続ければ疲労骨折の原因にもなりかねないため、栄養素をしっかり摂った上で運動しましょう。