マラソン完走・自己ベスト更新への道

マラソンに必要なことは運動神経ではありません!練習や万全の準備さえしっかりしていれば誰でもある程度のタイムは出せます!

体型の維持

大会前に太るのはデメリット

マラソンの大会前の時期には、体型の変化が起きないように体調管理をしましょう。体重が増えればその分着地の衝撃が大きくなり、筋肉や関節、骨への負荷が増し、疲労が出やすくなります。フルマラソンでは、体重が1kg増えればタイムが3分変わると言われているくらい体重とタイムには関連があります。
練習時はペース配分を考慮しながら、行うと思いますが、本番になってその時の体型と異なれば当日のペース配分が想定通りいかなくなります。
事前に立てたプラン通りに走れるよう体型の維持を図りましょう。

痩せることはメリットがある

上述したように、体重が増えればそれだけタイムは落ちますが、体重が減ればそれだけタイムは上がる計算になります。
マラソンは長時間に渡って脚の筋肉や関節、骨に体重の約3倍の負荷を着地のタイミングでかけているのです。であれば体重が軽ければ軽いほどタイムが上がる計算になりますが、筋肉なども落ちてしまうとそう単純な計算にはなりません。詳しくはBMIの項でも述べますが、体脂肪やBMIを意識した体にすることが大切です。

食事制限の減量はNG

マラソンに限らずですが、食事制限をして無理矢理痩せる減量はNGです。マラソンには必要な栄養素があり、それが不足するとエネルギー源がなくなります。せっかく痩せたにも関わらず実力が発揮できなくなるどころか、怪我の危険性もあります。
減量したいのであれば、基本的にはしっかり食べて運動をすることで減らす方法を取りましょう。
元々極端に太っていた人が大きく体重を落としたい場合には食事制限も仕方がないですが、食事制限は骨密度を落としてしまうため、大会直前の大幅な減量は避け、大会1週間前からはしっかり食事を摂るようにしましょう。