マラソンのサブ6とは
フルマラソンで6時間を切って完走することをサブ6といいます。
4時間以内で完走するサブ4や5時間以内で完走するサブ5に比べて、あまり聞くフレーズではないかもしれませんね。
というのも、フルマラソンの制限時間は大体6時間や7時間のものが多く、6時間以内にゴールできなかった時点でリタイアになってしまう大会もあるのです。
よってサブ6を目指すということは、ほとんど完走を目指すことと同義かもしれません。
大会の記録を見ると、平均して9割前後のランナーがサブ6は達成していることになるので簡単そうに見えます。
しかし、市民マラソンに出ているランナーのほとんどは参加経験者です。
初めてのマラソンであれば完走しきるのも大変なこと。
初めてのマラソンでそれほど自信がなければ、まずは謙虚にサブ6を目指しましょう。
初心者はサブ6でも侮るなかれ
20km〜30kmあたりで走っていて苦しくなると、残り時間を確認することになるでしょう。
この時、当初の目標時間が6時間だとまだまだ余裕があると感じる場面が多々あります。
しかしここが落とし穴で、走れば走るほど苦しくなるマラソンではペースがどんどん落ちてくるため、余裕だと思っていた残り時間もみるみるうちに無くなっていきます。
ゆっくり走ってもとりあえず6時間以内にはゴールできるだろうと油断せず、残り時間からしっかりペースを考えて走りましょう。
サブ6で走るためのペースとは?
ペースとしては、5kmあたり42分~43分で走りましょう。
1kmあたりに換算すると8分くらいですね。人によってはジョギングと同じくらいで大分スローペースになるので、慌てずゆっくり走れば十分達成できる記録です。
ただし、このペースでずっと走る場合は途中で歩いてはいけません。歩き出してしまうと、5kmでおおよそ50分~1時間かかってしまうため、制限時間オーバーになる恐れがあります。
以下に5kmあたり42分で走った場合のタイムを載せておきますので参考までに。
ハイペース + 最後に歩くのなら
決しておすすめできる走り方ではありませんが、、、
スローペースでも完走する自信のない人は、20kmあたりまで5kmあたり30分ペースで走れば残りは歩いてもギリギリ間に合います。
ただそもそも20km地点までそんなハイペースで走れる体力があるのなら、ペースを落として最後まで走りきった方が気持ちはいいでしょう。
残り20kmをひたすら歩き続けるのはそれはそれでだいぶ心が折れますので、このような走り方をしたとしても途中で何度かは走ることになると思います。
前述しましたが、マラソンに自信のないランナーはハイペースにならず、まずはサブ6を目指しましょう。初めの頃は十分誇れる記録です。
以下に20kmまでは5kmあたり30分、20km以降は55分で走った(歩いた?)場合のタイムを載せておきます。
ギリギリ6時間超えちゃいますねw
55分よりは早めに走る(歩く)ことを意識した方が良さそうです。